解離性障害の相談・治療
心身の機能が結びつきを弱め、過去の出来事を忘れたり、幾つかの人格状態が現れたり、急に身体症状が現れたりする状態を解離性障害と呼びます。
原因
原因には様々なものが考えられますが、過去、特に幼児期に自分の感情を表現できないような環境に長期間置かれたり、身体的、性的、ないしは精神的なトラウマを体験したりすることが原因と考えられます。
治療
現在や過去の生活歴をゆっくりお聞きし、必要に応じて精神療法や生活指導、また合併症に応じて抗鬱剤や安定剤を使用します。
人格が複数存在する際、必ずしもその統合を最終的な目的とせず、それらの協調関係を第一に考えます。